販促用チラシやホームページを作成する際、イラストや写真など、いわゆる「著作権フリー」のフリー素材を利用する場合も多いと思います。しかし、フリー素材だからといって、どのように使ってもいいわけではないという点には注意が必要です。そこで今回は、著作権フリーの素材を利用する上での注意点についてまとめておきます。
「著作権フリー」という言葉は、必ずしも著作権を放棄するという意味ではなく、一般的には「提供するイラストや写真などの素材を無料で使ってもよい」ということで、「著作権(財産権)を行使しないこと」を意味します。ひとことで「著作権フリー」と言っても、その意味は①著作権を放棄する②著作権は放棄しないが、無料で利用することを許諾する③著作権の保護期間が終了した など様々です。
このため、フリー素材と書かれていたからといって、著作権が放棄されているとは限らず、使用料は無料でも使い方は著作者が定めている場合が多いため、利用の仕方によっては有料であったり、著作権侵害となる可能性もあります。インターネット上で公開されているフリー素材の多くは「条件の範囲内で無料で利用することが許可されている」となっているようです。
例えば、「いらすとや」はご存じでしょうか?街中の広告や官公庁の掲示物でも見かけることがありますが、利用規約を見ると「素材のイメージを損なうような攻撃的・差別的・性的・過激な利用」や「素材自体をコンテンツ・商品として再配布・販売」することは禁じられています。また、「素材を21点以上使った商用デザイン」(ただし、重複はまとめて1点)は無料ではなく有料での利用となります。
他のサイトでも、素材を利用する際の条件が利用規約に明記されていることが多いようです。
例えば、提供するフリー素材について再加工可・再配布可・商用利用可というものから、加工禁止、商用利用禁止のものまで様々あります。
また、フリー素材を使用する際、ダウンロード元のウェブサイト名等を表記することが義務付けられているケースがあります。クレジット表記の方法については、利用規約等でルールが定められていることが多いようです。
クレジット表記の要否については、フリー素材の掲載サイトごとに方針が分かれる部分なので、利用規約を確認する際には気を付けるべきポイントといえます。そのため、フリー素材を利用する場合には、サイト内の利用規約をしっかり確認しましょう。規約に違反した利用を行うと、フリー素材であっても、著作権侵害に問われる可能性があるため、注意が必要です。
フリーソフト利用
前提として、ソフトウェアは著作物です。そのため、ソフトウェアをインストールして利用するためには著作権者の許諾が必要です。「フリーソフト」は、著作権者が、ソフトウェアの著作権を維持しつつ、利用者が無料で利用することを認めているソフトウェアといえます。無料で利用はできますが、著作権の保護期間は切れていませんし、著作権が著作権者により放棄されているわけでもありません。そのため、著作権者により、改変、商用利用などが制限されている場合もあります。改変後のソースコードの公開義務や、商用目的での使用・再配布を禁止している場合も多くみられます。
フリーソフトであっても、利用規約の範囲内で自由に利用できるものと考え、使用前にどのような義務が利用者(ライセンシー)に課されているのかよく確認しましょう!
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