前回の記事で、「新型コロナウィルス感染症の影響を乗り越えるため、新たな事業に挑戦する事業者を支援する」という趣旨で大阪府八尾市内の中小企業向けに補助金が出るお知らせをお届けしました。

大阪府八尾市の補助金情報→コチラの記事

産業・商業関わらず利用できる補助金ですが、イメージ的には産業の事業者さんの方が使いやすそうな印象を受けますね。

より商業者さんに使いやすい補助金も別枠でありますので、そちらのご紹介をしておきます。

今回の意欲ある事業者経営・技術支援補助金は【区分1】【区分2】に分かれており、前回お知らせしたのは【区分2】の補助金でした。

改めておさらいすると、250万円を上限として新製品の開発や新分野進出、技術革新及びサプライチェーン毀損への対応等に使えるものとなっています。

こちらは申請期間(予定)が令和3年6月1日~令和3年6月30日と非常に短くなっていることと、申請の際に事業計画書が必要となっていますので、今の段階から事前準備をしておかなければ間に合わない可能性があります。

一方、今回お知らせする【区分1】申請期限(予定)が受付開始後から令和4年1月31日となっており、【区分2】より、ゆとりがありますね。

【区分1】の概要を下記にまとめておきますのでチェックしてくださいね!


①製品開発・品質向上(補助上限額10万円)

・機械、器具の貸出使用料、専門機関への製品試験、調査研究、分析委託料

※実施機関は公益財団法人、公益社団法人、独立行政法人、その他交付基準に定める機関に限る

②販路開拓(補助上限額10万円)

・購入型クラウドファンディングの実施に係る手数料

・オンライン展示会向けの初めての自社PR動画等作成に係る経費

③高付加価値(補助上限額10万円)

・初めての産業財産(特許権、実用新案権)出願に係る経費

・初めての医療機器製造、販売登録に係る経費

④人材育成(補助上限額10万円)

・研修、講習会(技術支援)の受講料

※実施機関は公益財団法人、公益社団法人、独立行政法人に限る

⑤国際標準化機構規格(補助上限額10万円)

・初めて国際標準化機構規格(ISO)の認証を受けるための審査及び登録に係る経費

⑥環境貢献(補助上限額10万円)

・簡易版環境マネジメントシステム認証取得初回審査登録料

⑦非接触型ビジネスモデル構築支援(補助上限額10万円、20万円)

・自社ECサイト構築やテイクアウトサービス、デリバリーサービスを新たに導入、オンラインサービスの提供等を新たに開始する際に係る経費

・初めてキャッシュレス決済ツール、POSレジを導入する際に係る経費

⑧BCP策定(補助上限額20万円)

・感染対策を含めたBCP又は事業継続力強化計画を初めて策定する際に係る経費


となっています。

なお、申請については【区分1】【区分2】のいずれか一方に限られており、【区分1】については、複数メニューの申請が可能となっていますが、合計の補助額は20万円が上限となっています。

商業者さん視点で見てみると、②⑦あたりは特に利用しやすい補助金になっていますね!

今までキッカケがなくトライできなかったという事業者さんも、この補助金をきっかけに是非トライしていただきコロナ渦のピンチを乗り切っていただきたいと思います。


まとめ

【区分1】

申請期限:受付開始後から令和4年1月31日(予定)まで

補助金額:上限10万円~20万円(補助メニューにより異なる)

補助率:補助対象経費の1/2

【区分2】

公募期間:令和3年6月1日~令和3年6月30日(予定)

※上記期限内に事業計画書を提出し、審査の上、採択される必要があります

申請期限:採択されてから令和4年1月31日(予定)まで

補助金額:上限250万円

補助率:補助対象経費の1/2


申請のサポートを無料で行っております。詳細は八尾市HPでご確認いただき、申請にご興味のある方はお気軽にお問合せくださいね!

八尾市HP→意欲ある事業者経営・技術支援補助金